2026年7月1日、尾羽急電鉄から、クモハ42の引退発表があった。この機会に、5年以上に渡りロブ鉄を見守ってきた同車の軌跡を辿っていこう。
ロブ鉄における”クモハ42″のモチーフ

クモハ42って実在するの!?

はい、実在した国鉄42系電車(製造は前身の鉄道省)、いわゆる旧型国電の一種がモチーフとなっているんです。正直、「旧型車モチーフなんだな」程度に思っていた方も多いと思います。ちなみに画像のクモハ42 42001は、現在も下関総合車両所に保管されています。
この実車モチーフであることが、今回の引退に大きく関連してきます。
クモハ42の変遷を追う
尾羽急電鉄のクモハ42
尾羽急のクモハ42は、時系列で見て4パターンがありました。時系列順に見ていきましょう。
1.初期形態(非SD台車・片側運転台)

クモハ42は、尾羽急電鉄で初めて車体モデルが制作された車両です。R30形等はフリーモデルを改造していました。


当時は唯一の日本モチーフ車であり、後に登場する119系やまかぜと共に、001系が登場するまで尾羽急の中心的存在でした。


当時のUIはこうなっていました。システム自体は少し前までいた119系やまかぜと同じなので、見覚えのある方もいると思います。操作にもクセがあり、操作入力をしていないとすぐ止まってしまいます。デビュー当時はこのシステムが当たり前でした。またこの頃は、LOCAL|EXPRESSの種別灯が機能していました。

また、側面サボは「尾羽-千鳥」に固定されていました。尾羽は現在の尾羽原にあたります。何を隠そう、尾羽原駅は2022年初頭まで”尾羽駅”だったのです。

そして、この頃のクモハ42の運転席は片側のみ機能しており、もう片方はダミーでした。車庫が尾羽原方面/高徳方面の双方への出庫に対応しているのも、このときの名残なのかもしれませんね。

しかし、後の001系や2000系の登場により、その存在感は薄れていきました。

クモハ42のスポーン線と社員車庫からの出庫線とが共用だったこともあり、しまいには社員車庫のキルブロック突破のために使われたことも。なかなか本線を走れず、少し可哀想でした。
2.更新車(SD台車化)

2023年3月16日、現行のSDと新方向幕を積んだ更新車が登場。この時の幕は3色LEDでした。まだ当時は飛岡や飛金線もなく、飛喫水の幕が入っていました。飛喫水支線懐かしい。またこの幕は前述の種別灯のところに付けられました。

ちなみに24年7月19日にリニューアル化され、ライト類のシステム等が少々更新されていました。この形態は2025年12月初旬にリメイク車に移行される形で姿を消しました。
3.初期形態(2両編成)

かつて課金要素のVIPパスには、初代型を2両固定化した仕様が存在しました。1両編成が更新された後も、SD台車化を除いて当時の形態を残したままでした。
他の旧モデル車両が引導を渡される中かろうじて生き残っていましたが、突如発生した車両消失バグにより、25年の11月30日に無念の引退となりました。
4.リメイククモハ42


これが26年7月現在の現行仕様です。3色LEDから変わりサボが復活、また側面用の設置や部分部分がリモデルされました。クリスマスには専用の塗装も登場し、個人的には一番脚光を浴びた形態だと思っています。

実はこのサボにはなぜか飛喫水残っており、いつでも昔の気分を味わえたりします。

その他ロブ鉄団体のクモハ42
こくでん鉄道のクモハ42

クモハ42の制作者が制作・運営するこくでん鉄道でも、24年5月初旬に尾羽急電鉄とは異なる形態に更新されたうえで実装されました。こくでん鉄道オリジナル塗装車もありましたが、25年末で引退となっています。
TK市のクモハ42

TK市では、後述するフリーモデル車両を改良したうえで導入され、現在は入れない初代マップの主力車両となっていました。2代目マップではその名残として、TK市中央公園にまるまる1両展示されています。
フリーモデルのクモハ42

先述の尾羽急電鉄初期形態モデルが、尾羽急創設者の方よりRobloxマーケットプレイスにて配布されています。これを改良して導入されているロブ鉄団体さんもあります。新川鉄道では、このモデルにSD台車をつけたものが今も元気に走っています。尾羽急電鉄以外でも、まだまだお目にかかる機会はありそうですね。
遂に引退。なんで?
さて、話を尾羽急電鉄さんに戻しましょう。
26年7月1日、公式のデベロップメントで同18日の21時にクモハ42が引退するとの発表がありました。理由は後の投稿で、「トラブル防止のための実車再現車の引退」であることが分かりました。先述の通り、尾羽急電鉄のクモハ42は実在する車両を再現したものなので、この対象となってしまいました。
正直なところトラブルが起きる可能性は極めて低いと思われますが、その可能性を限りなく0に近づけたい思惑があるのでしょう。


引退に伴い、発表と同じタイミングで専用のヘッドマークの掲出と車内広告の変更がなされています。

また、入れ替わりでオリジナルの旧型車である900型が新たに登場します。ここだけ見ると何を言っているかよくわかりませんね…
クモハ42がいわゆる大規模ロブ鉄団体から姿を消すこの瞬間は、ある意味で時代の節目であるといえるでしょう。
クモハ42の引退後、最古参となるのは…?

なんと4000系。25年10月に一般化した同車。実は社員車としてこの頃からもう存在していました。赤基調なのはR30形譲りなのだそうです。
おわりに
尾羽急電鉄を主として、クモハ42とともに5年間を辿ってみましたが、いかがだったでしょうか。
これから先、ロブ鉄がどのように移り変わっていくのか楽しみで仕方がありません。
本日紹介したロブ鉄
2026/7/15 written by Tobu_51091

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